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坂村 義治*; 白井 理; 岩井 孝; 鈴木 康文
Journal of the Electrochemical Society, 147(2), p.642 - 649, 2000/02
被引用回数:20 パーセンタイル:60.99(Electrochemistry)使用済燃料の乾式再処理における基礎知見として、400~500CにおけるLiCl-KCl共晶塩/液体ビスマス系でのネプツニウムの熱力学的特性を調べた。LiCl-KCl系でのネプツニウムの標準酸化還元電位は、EII-2.0667+0.0007892T(Ag/AgCl参照電極に対して、T:温度)であった。液体ビスマス上の電位は、ビスマス中のネプツニウムの濃度の関数となるが、これを解析したところ、ビスマスへのネプツニウムの溶解度は、400,450及び500Cでそれぞれ0.340.02,0.610.08及び1.060.09であった。液体ビスマス中のネプツニウムの過剰化学ポテンシャル(自由エネルギー)は、G(kcal/g・atom)=-32.5(0.7)+0.00723Tであった。これらの値は、ウランよりむしろプルトニウムに近いものであった。